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ルビ付きテキスト

第12話 クリスマス・萩原朔太郎(旧字旧仮名)


伏字ふせじ漢字かんじ

いちからろく小1しょういちから小6しょうろくなな中学ちゅうがくおぼえる常用じょうよう漢字かんじです。
小2,❷: 冬 , 原 , 夜 , 太 , 星 , 歌 , 西
小3,❸: 部
小6,❻: 我
中学,❼: 羨

学習がくしゅうコンテンツ 

仮名がな漢字『かんじ』(『かんじ』)のよう括弧かっこいた漢字かんじ原書げんしょ仮名がないている漢字かんじです。


作品さくひんめいクリスマス
著者ちょしゃめい萩原はぎわら 朔太郎さくたろう

クリスマスとはなんぞや
われとなりうらやましきに
そがたかまどをのぞきたり。
かざれる❸屋へや❸屋べや
われらぬ❷洋せいようあやしき玩具おもちゃ
銀紙ぎんがみのかがやくほしぼし
れにもしく
にもクリスマスのあればよからん。
耶蘇教やそきょういえうらやましく
風琴『おるがん』唱❷しょうかするこえをききつつ
ふゆよるおさななき『め』なみだながしぬ。

コンテンツこんてんつ 


作品さくひんめいクリスマスくりすます
著者ちょしゃめい萩原はぎわら 朔太郎さくたろう

クリスマスくりすますとはなんぞや
われとなりうらやましきに
そがたかまどをのぞきたり。
かざれる部屋へや部屋べや
われらぬ西洋せいようあやしき玩具おもちゃ
銀紙ぎんがみのかがやくほしぼし
れにもしく
にもクリスマスくりすますのあればよからん。
耶蘇やそきょういえうらやましく
風琴『おるがん』唱歌しょうかするこえをききつつ
ふゆよるおさなき『め』なみだながしぬ。

■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.53653(旧字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/card53653.html https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/53653_44294.html 底本:「萩原朔太郎全集 第三卷」筑摩書房    1977(昭和52)年5月30日初版第1刷発行    1986(昭和62)年12月10日補訂版第1刷発行 入力:kompass 校正:小林繁雄
■ 漢字の説明( Explanation of kanji ) 

トウ・ふゆ
winterうぃんたー

ゲン・はら・▲もと・▲たずねる・▲ゆる
originalおりじなるfieldふぃーるどprimaryぷらいまりー

ヤ・よる
nightないと

タイ・タ・▲ダイ・ふとい・ふとる・▲はなは
fatふぁとthickしっく

セイ・㊥ショウ・ほし
starすたー

カ・うたうた
songそんぐ

西
セイ・サイ・▲スイ・西にし
westうえすと

ブ・▲ホウ・▲ホ・▲ける・▲べる・▲くみ・▲・▲つかさ
partぱーとcategoryかてごり

㊥ガ・われ・㊥
Iあいmyまいmeみーselfせるふ

㋙セン・▲ゼン・▲エン・うらやむ・うらやましい・▲あまる・▲はかみち
envyえんびー
(付記,Note)
※ 最初の行は音訓読みを記載しています。カタカナは音読み、ひらがなルビは訓読みです。
※ ▲は常用外の読み方です。㊥は中学・㋙は高校で習う読み方です。漢検・漢字辞典の記載に準拠しています。
※ ▲ is a non-regular reading. ㊥ is the reading learned in junior high school and ㋙ is the reading learned in high school.
■ 漢字のリンク集/書き順&意味 , stroke order:Mojinavi , Another languages:Google , Bing
1小2 ❷MojnaviGoogleBing
2小2 ❷MojnaviGoogleBing
3小2 ❷MojnaviGoogleBing
4小2 ❷MojnaviGoogleBing
5小2 ❷MojnaviGoogleBing
6小2 ❷MojnaviGoogleBing
7小2 ❷西MojnaviGoogleBing
8小3 ❸MojnaviGoogleBing
9小6 ❻MojnaviGoogleBing
10中学 ❼MojnaviGoogleBing
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Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
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