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ルビ付きテキスト

第17話 ねがひ・仲村渠(新字旧仮名)


伏字ふせじ漢字かんじ

いちからろく小1しょういちから小6しょうろくなな中学ちゅうがくおぼえる常用じょうよう漢字かんじです。
小1,❶: 村 , 白 , 立 , 花
小3,❸: 反 , 品 , 平 , 悲 , 落 , 葉

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仮名がな漢字『かんじ』(『かんじ』)のよう括弧かっこいた漢字かんじ原書げんしょ仮名がないている漢字かんじです。


作品さくひんめいねがひ
著者ちょしゃめい仲村なかむら かれ

あなたのしろ
つめたくならんだ五指ごしこうでこのほおたれたい

❸❸おちばはたかれるシルクハツトはかなしげである
凛乎しっかりうつくしいりでかなしげである

一座いちざ❶形はながた 美少女びしょうじょ❸手ひらてはたかれる道化役『ピエロ』ほおよりかなしげである
キヤフエの紳士しんし ❶皮しろかわ手套てぶくろはたかれる酔漢『よつはらひ』ほおよりかなしげである

ねがひはりしきる❸❸おちば
素裸すっぱだかぼくのからだはかなしげである

コンテンツこんてんつ 


作品さくひんめいねがひ
著者ちょしゃめい仲村なかむら かれ

あなたのしろ
つめたくならんだ五指ごしこうでこのほおたれたい

落葉おちばはたかれるシルクハツトしるくはつとかなしげである
凛乎しっかりうつくしいりでかなしげである

一座いちざ花形はながた 美少女びしょうじょ平手ひらてはたかれる道化役『ピエロ』ほおよりかなしげである
キヤフエきやふえ紳士しんし 白皮しろかわ手套てぶくろはたかれる酔漢『よつはらひ』ほおよりかなしげである

ねがひはりしきる落葉おちば
素裸すっぱだかぼくのからだはかなしげである

■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.54422(新字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/001667/card54422.html https://www.aozora.gr.jp/cards/001667/files/54422_60012.html 底本:「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」国書刊行会    1991(平成3)年6月6日第1刷 入力:坂本真一 校正:良本典代
■ 漢字の説明( Explanation of kanji ) 

ソン・むら
villageびれっじ

ハク・㋙ビャク・しろしらしろい・▲あきらか・もうす・せりふ
whiteほわいと

リツ・㋙リュウ・たつてる・▲リットル
standingすたんでぃんぐ

カ・▲ケ・はな
flowerふらわー

ハン・㋙ホン・㊥タン・る・らす・▲かえる・▲かえす・▲そむ
antiあんち

ヒン・▲ホン・しな
thingしんぐgoodsぐっず

ヘイ・ビョウ・▲ヒョウ・たいら・ひら
flatふらっと

ヒ・かなしい・かなしむ
sadさっどmiserableみせらぶる

ラク・ちる・とす・▲さと
dropどろっぷfallふぉーる downだうん

ヨウ・▲ショウ・・▲かみ・▲すえ
leafりーふ
(付記,Note)
※ 最初の行は音訓読みを記載しています。カタカナは音読み、ひらがなルビは訓読みです。
※ ▲は常用外の読み方です。㊥は中学・㋙は高校で習う読み方です。漢検・漢字辞典の記載に準拠しています。
※ ▲ is a non-regular reading. ㊥ is the reading learned in junior high school and ㋙ is the reading learned in high school.
■ 漢字のリンク集/書き順&意味 , stroke order:Mojinavi , Another languages:Google , Bing
1小1 ❶MojnaviGoogleBing
2小1 ❶MojnaviGoogleBing
3小1 ❶MojnaviGoogleBing
4小1 ❶MojnaviGoogleBing
5小3 ❸MojnaviGoogleBing
6小3 ❸MojnaviGoogleBing
7小3 ❸MojnaviGoogleBing
8小3 ❸MojnaviGoogleBing
9小3 ❸MojnaviGoogleBing
10小3 ❸MojnaviGoogleBing
★★★ 各小説投稿サイトへのリンク集(各投稿サイトでも公開しています) ★★★
Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
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