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ルビ付きテキスト

第85話 蟻説・高木貞治(旧字旧仮名)


伏字ふせじ漢字かんじ

いちからろく小1しょういちから小6しょうろくなな中学ちゅうがくおぼえる常用じょうよう漢字かんじです。
小2,❷: 毎 , 羽
小3,❸: 運
小4,❹: 巣
中学,❼: 悟 , 惰 , 毀 , 翼 , 蜂 , 遂

学習がくしゅうコンテンツ 

仮名がな漢字『かんじ』(『かんじ』)のよう括弧かっこいた漢字かんじ原書げんしょ仮名がないている漢字かんじです。
  きゅう仮名かなづかいはしん仮名かなづかいにえている場合ばあいもあります。


作品さくひんめいせつ
著者ちょしゃめい高木たかぎ 貞治ていじ

一色いっしき學校がっこう高等こうとうねん前期ぜんきせい
  高木たかぎ 貞治ていじ
   十歳じゅっさいよんヶ月かげつ

ありいちむしニシテその種類しゅるいはなはだおお同類どうるいすうせんむれヲナシまいぐんおうアリテこれそのかてはこじゅうばいストいえどもしゅう蝟集いしゅうしんしんあらそ孜孜ししおこたついこれそのはこじつえんえんときタリトいえども終日しゅうじつおこたべんれいシテかてもとムルニじゅうのみニシテ冬天とうてんいたあな蟄居ちっきょさき𫝂ところかてすうげつレトモ菜色さいしょくナシ嗚呼ああありごとものちゅうるいちゅうニアリトいえどもほうちょううえさけとうなげその❷❼うよく❼損きそんスルニいたリテついさとラサルものおなじクシテかたカラ夫人ふじん怠❼たいだ放逸ほういつニシテ後日ごじつ困難こんなんなげもの往々ままレヲシテあり行為こういもくセシムレバあにベキノはなはだシキニアラ

コンテンツこんてんつ 


作品さくひんめいせつ
著者ちょしゃめい高木たかぎ 貞治ていじ

一色いっしき學校がっこう高等こうとうねん前期ぜんきせい
  高木たかぎ 貞治ていじ
   十歳じゅっさいよんヶ月かげつ

ありいちむしニシテにしてその種類しゅるいはなはだおお同類どうるいすうせんむれヲナシをなしまいぐんおうアリテありてこれそのかてはこじゅうばいストすといえどもしゅう蝟集いしゅうしんしんあらそ孜孜ししおこたついこれそのはこじつえんえんときタリトたりといえども終日しゅうじつおこたべんれいシテしてかてもとムルニむるにじゅうのみニシテにして冬天とうてんいたあな蟄居ちっきょさき𫝂ところかてすうげつレトモれとも菜色さいしょくナシなし嗚呼ああありごとものちゅうるいちゅうニアリトにありといえどもほうちょううえさけとうなげその羽翼うよく毀損きそんスルニするにいたリテりてついさとラサルらさるものおなじクシテくしてかたカラから夫人ふじん怠惰たいだ放逸ほういつニシテにして後日ごじつ困難こんなんなげもの往々ままレヲシテれをしてあり行為こういもくセシムレバせしむればあにベキノべきのはなはだシキニアラしきにあら

■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.53028(旧字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/001398/card53028.html https://www.aozora.gr.jp/cards/001398/files/53028_66993.html 底本:「高木貞治 近代日本数学の父」岩波新書、岩波書店    2010(平成22)年12月17日第1刷発行 ※底本のテキストは、著者自筆稿(「世界的な数学者 高木貞治博士 資料・遺品目録(解説付)」岐阜県本巣市、2007(平成19)年23頁)によります。 ※「蟲」と「虫」の混在は、底本通りです。 ※「シテ」「トモ」の合字は、仮名にあらためました。 入力:田中哲郎 校正:フクポー
■ 漢字の説明( Explanation of kanji ) 

マイ・▲バイ・▲ごと・▲つね・▲むさぼ
everyえゔりeachいーちoneわん byばい oneわん

㊥ウ・はね
featherふぇざwingぅいんぐ

ウン・はこぶ・▲めぐる・▲さだめ
luckらくchanceちゃんすcarryきゃりtransportとらんすぽーとchannelちゃんる

㋙ソウ・
nestねすとblowぶろう holeほうるbeehiveびーはいゔcobwebかゔぅえゔlairれぁdenでん

ゴ・さと
awakeぁぅえいくtoとぅ perceiveぱしーゔrealizeりーぁらいずunderstandぁんだすたんど

ダ・▲タ・▲おこた
neglectにぐれくとbeびー idleあいどるbeびー lazyれいじ

キ・▲こぼつ・▲やぶる・▲やぶれる・▲そしる・▲せる
destroyでぃすとろいdamageだみじinjureいんじゃinjuryいんじり

ヨク・つばさ・▲たすける
wingsぅいんぐずaerofoilえぁらふぉいるvaneゔえぃんassistぁしすとattendぁてんどserveさーゔ

ホウ・はち・▲むらがる
beeびーwaspわすぷhornetほーにとdroneどろーん

スイ・げる・▲おおせる・つい
finallyふぁいなりfinalふぁいんるneverねゔぁendえんど ofぁゔ lifeらいふ
(付記,Note)
※ 最初の行は音訓読みを記載しています。カタカナは音読み、ひらがなルビは訓読みです。
※ ▲は常用外の読み方です。㊥は中学・㋙は高校で習う読み方です。漢検・漢字辞典の記載に準拠しています。
※ ▲ is a non-regular reading. ㊥ is the reading learned in junior high school and ㋙ is the reading learned in high school.
■ 漢字のリンク集/書き順&意味 , stroke order:Mojinavi , Another languages:Google , Bing
1小2 ❷MojnaviGoogleBing
2小2 ❷MojnaviGoogleBing
3小3 ❸MojnaviGoogleBing
4小4 ❹MojnaviGoogleBing
5中学 ❼MojnaviGoogleBing
6中学 ❼MojnaviGoogleBing
7中学 ❼MojnaviGoogleBing
8中学 ❼MojnaviGoogleBing
9中学 ❼MojnaviGoogleBing
10中学 ❼MojnaviGoogleBing
★★★ 各小説投稿サイトへのリンク集(各投稿サイトでも公開しています) ★★★
Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
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