Ago and New
ルビ付きテキスト

ダイ16ワ セイヨウ ニ ワ ナイ・ナツメ ソウセキ


■ 学習ガクシュウコンテンツ  


作品サクヒン名メイ:西洋セイヨウにはワない
著者チョシャ名メイ:夏目ナツメ漱石ソウセキ

 ❻❼ハイカイの❼❸シュミですか、❷❸セイヨウにはワ❸アりませんな。❶❼センリュウといふユウやうなものはワ❷❸セイヨウの❸シの❶ナカにもありますが、❻❺ハイク❼❸シュミのものはワ❸シの❶ナカにもないし、❼マタそれが❸シの❶❺ホンシツを❷カタチ❷ヅクつても❺イない。❶❶ニホン⓫❹ドクトクと❷イつていゝイでせう。
 ❶⓫イッタイ❶❶ニホンと❷❸セイヨウとはワ❷❸カオクの❹❺ケンチク⓫❼ソウショクなぞからして❼チガつて❺イるので、❶❶ニホンではワ❸❻タンザクのやうな❶チイさなものを❼カけて❹オいても❶ヒトツの⓫❼ソウショクになるが、❷❸セイヨウのやうな❶オオきな❺❺コウゾウではワあんな❶『チヒ』ぽけなものを❹オいても❶❸イッコウ❶メに❶タたない。
 ❻❺ハイクに❸❷シンポはワないでせう、❼タダ⓫❸ヘンカするだけでせう。イクラ❺⓫フクザツにしたつて⓫❷❷クワンコウバのやうにゴタ/\ゴタ❻ナラべたてたつて❸⓫シヨウがない。❶❶ニホンの❹❸イフクが❻❹カンベンである❼ゴトく、❶❶ニホンの❷❸カオクが❻❹カンベンである❼ゴトく、❻❺ハイクも⓫マタ❻❹カンベンなものである。
 ―❷❹メイジ❶❶ヨンジュウヨネン、❶ロクガツ、❶ツイタチ『❻❸ハイミ』―

■ コンテンツこんてんつ  


作品サクヒン名メイ:西洋セイヨウにニはワないナイ
著者チョシャ名メイ:夏目ナツメ漱石ソウセキ

 俳諧ハイカイのノ趣味シュミですデスかカ、西洋セイヨウにニはワ有アりリませんマセンなナ。川柳センリュウとトいふユウやうヤウなナものモノはワ西洋セイヨウのノ詩シのノ中ナカにもニモありアリますマスがガ、俳句ハイク趣味シュミのノものモノはワ詩シのノ中ナカにもニモないナイしシ、又マタそれソレがガ詩シのノ本質ホンシツをヲ形カタチ作ヅクつてツテもモ居イないナイ。日本ニホン獨特ドクトクとト言イつてツテいイゝイでデせうセウ。
 一體イッタイ日本ニホンとト西洋セイヨウとトはワ家屋カオクのノ建築ケンチク裝飾ソウショクなぞナゾからカラしてシテ違チガつてツテ居イるルのでノデ、日本ニホンでデはワ短冊タンザクのノやうヤウなナ小チイさなサナものモノをヲ掛カけケてテ置オいてイテもモ一ヒトツのノ裝飾ソウショクにニなるナルがガ、西洋セイヨウのノやうヤウなナ大オオきなキナ構造コウゾウでデはワあんなアンナ小チヒぽけポケなナものモノをヲ置オいてイテもモ一向イッコウ目メにニ立タたタないナイ。
 俳句ハイクにニ進歩シンポはワないナイでデせうセウ、唯タダ變化ヘンカするスルだけダケでデせうセウ。イクラいくら複雜フクザツにニしたつてシタツテ勸工場クワンコウバのノやうヤウにニゴタごた/\ゴタ並ナラべたてベタテたつてタツテ仕樣シヨウがガないナイ。日本ニホンのノ衣服イフクがガ簡便カンベンでデあるアル如ゴトくク、日本ニホンのノ家屋カオクがガ簡便カンベンでデあるアル如ゴトくク、俳句ハイクもモ亦マタ簡便カンベンなナものモノであるデアル。
 ―明治メイジ四四ヨンジュウヨネン、六ロクガツ、一ツイタチ『俳味ハイミ』―

■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.42320(旧字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card42320.html https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/42320_19605.html
★★★ 各小説投稿サイトへのリンク集(各投稿サイトでも公開しています) ★★★
Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
© 2020 agoandnew All rights reserved.