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ダイ24-2ワ ジョウヨウシャ ハッピョウ ニ サイ シ テ・トヨダ キイチロウ


■ 学習ガクシュウコンテンツ  


⓫❷❶ジョウヨウシャ⓫❸ハッピョウに❺サイして
――⓫❶トヨダ❺❺ジョウムのメツセージ――
❺❶トヨダ❺❶❼キイチロウ

       ❺❻サンピ⓫❻リョウロンの⓫❶タイリツ

 そこで❶❸サッソクストリームラインの❸❸ケンキュウに❸❶チャクシュし、❶❷イッポウ❷々イロイロの❶々ヒトビトに⓫コレに⓫タイする❸❶イケンを⓫キいてみた。それを❷❹ブンルイすると❸ツギの⓫ヨウになつた。

❶ヒトツ、⓫⓫❹コクスイテキ❸⓫ハンタイ❻ロン
❶ヒトツ、❸❷リュウセン❺ケイ❼❶ショウソウ❻ロン
❶ヒトツ、❷⓫ベイコク❺ガタ❺❷キンシ❻ロン

 ❶⓫ダイタイ❹❶イジョウの❷トオり❹❶カクジン❹⓫カクヨウの❸❶イケンが❶デたが、その❶ナカに
 ❷オナじ❺ツクるなら❹モットも❷アタラしい❺カタを❺❷セッケイせよ。⓫コレが❹❹カンセイする❼コロはワ❸❸チョウド❶❶ニホンの❼❸ケイコウが⓫コレと❷❼ガッチする。
 といふユウ❼❹❹テッテイテキ❺❹サンセイ❻ロンもあつた。こんな❷フウに❺❻サンピ⓫❻リョウロン❸アイ❷❼コウサクするので❻ワタクシも❶オオいに❺マヨひ、❹❸ケッキョク❷オモひ⓫アタつた❸コトはワ⓫❸ジツブツを❺シメして⓫チマタの❻❺ヒヒョウを❷❺チョクセツに❷キくことであつた。かくて❻ワタクシ❷ミズカら❼カの❸❷リュウセン❺ケイ❶シャなる❸モノを❷カひ❹モトめ❷❷トウキョウ❷❶シチュウを❸トコロ❼イヤはず⓫ノリ⓫マワし⓫⓫ソコラ⓫⓫ココラに❶クルマを❺トめて❷❶イクヒトの❷ゲンに❶ミミを⓫ソバダてた。
 ❺❶シロウトのみか❷❸❶ジドウシャに❸⓫ソウトウ⓫⓫ケイケンを❸ユウする❶ヒトの❶、❶ハチキュウ❻ワリまでが❸❷リュウセン❺ケイ❺❷サイヨウに❸⓫ハンタイを❹トナへエたのである。❷イマから❷オモへエばむしろ❼❼コッケイな❹クライな❸カンじがする。
 ❷❸コンドはワ❶テを❼カへエて❸❷リュウセン❺ケイ❶シャの⓫エと⓫⓫ジュウライの❺カタの❶クルマの⓫エを❺シメして「さあどちらが❷❸❶ジドウシャらしい?」と⓫イふ❺❸シツモンに⓫タイして❷⓫ハンスウ❹❶イジョウはワ「それはワ❸❷リュウセン❺ケイが❹ヨい」といふユウ❷コタえを❺エた⓫コレに❼ヨつてやゝヤ❷❹ジシンを⓫❺カイフクしたものの❹ヨウするに❼❷イカなる❺カタを❹エラぶ❺ベきかと❼❼ツキツめて❷カンガへエてみると❷❺ゼンジュツの❼ゴトき❸❺ジジョウではワ❷イズれを❺トる❺ベきか❸々ゼンゼン❷❻ホウシンがつかなくなつて❼シマつた。しかし❷❷ジブンとしてはワ❷ドうも❸❷リュウセン❺ケイが❹ヨい⓫ヨウに❷オモへエてならない。

 ⓫⓫ココラに⓫オイて❸❸ケンキュウを❶❻イッソウ❸フカめるべく❶クルマの❷❺ブンカイに❸❶チャクシュした。
 ❶マづフレームの❺❺コウゾウを❶ミるとフレーム・コンストラクシヨンはワ❶⓫リキガク❹テキに❺タシかに❸❷リュウセン❺ケイの❷ホウが❻マサつてゐイる。❼スナワち❷❺❸シンガタシキを❺❷サイヨウする❸コトはワ❷❸ナンラ❸❷リュウコウを❸オふものに❺アラずして、より❸❷シンポしたフレームコンストラクシヨンを❸❷シヨウする❸コトである。
 ❻ワタクシはワ❸❺❹ビジュツテキ❷❸ホウメンの❷❼コウリョはワ❼シバラく❻❷ジョガイして、❻ジュン❷⓫カガク❹テキな❷❸コウヘイな❶❷タチバに⓫オイて⓫⓫ショウライの❷❸❶ジドウシャのモデルはワ❸❷リュウセン❺ケイを❺❷サイヨウせねばならぬと⓫ヒトり❸❷ケッシンした。しかし⓫アマり❼❹トッピなものを❺ツクる❸コトはワ❶⓫デキないとも❷カンガへエられるので❹❷サイゴの⓫❹ダンアンを❶クダす❷マエに❶⓫イチオウ❷❷ハハオヤに❸❸ソウダンすると
「❷イズれでも❹スきな❷ホウを❹エラぶがよい。しかし❷アタラしい❸モノを⓫❶ウリダす❷トキはワ❷ナニか❹❼トクチョウのある❸モノを❹エラんだ❷ホウが⓫ウり❺ヤスいものだ」と❷イはれた。この❶❷ヒトコトで❻ワタクシはワ⓫❹ダンゼン❸❷リュウセン❺ケイを❹エラぶ❸コトに❸❸ケツイした。
 この❺カタはワ❷❷ゼンキ❹❷トクショクの❸ホカに❶⓫クウキ❼❼テイコウの❷スクナい❸コト、⓫⓫ジンアイを❷❷コウホウに⓫マキ❸オコす❺❸テイドが❷スクナい❸コト❸ナドの❷❸チョウショが⓫々ゾクゾクと⓫アげられる。❼マタ❶❷イッポウに⓫オイてはワ⓫コレに⓫タイする❺❻ヒナンも❸❹ゼンゼン❹ナい⓫ワケではワない。❹シカし❹ヨウするに⓫コレ❸ナドの❺❻ヒナンはワ❷❺シンガタへエ❺❷イコウしやうとする❺サイにはワ❼❷イカなる❷❷バアイでも❷❷タショウはワ❼マヌカれない❸トコロである。❻ワタクシの❷❷コウジョウではワどしどし❺❷セッケイと❺❷セイサクを❸❼シンチョクさせた。
 その❷ウチに「❸❷リュウセン❺ケイ」といふユウ❷❸コトバはワ❺❺ヒジョウな❺イキオイで❸❷リュウコウ❷ゴ❸カし、❷ナンでも❷ハシる❸モノはワ❸❷リュウセン❺ケイでなくてはワならぬ⓫ヨウになり、❼マタその❷ホウが❸ハヤく❷ハシる⓫ヨウな❸カンじを❶❼イッパンに⓫イダかせる⓫ヨウになつた。⓫シタガつて❷❸❶ジドウシャに❻ツても❸❷リュウセン❺ケイはワ❹❶モハヤ❺❺ジョウシキの❸❸セカイの❸モノとなつて⓫キた。
 さて⓫⓫カヨウにして❸❷リュウセン❺ケイ❷❸ジダイを❼ムカへエたものゝノ、❼オヨそ❷オナじ❸❷リュウセン❺ケイにしても❷々イロイロのヴアラエテイがあるものであり、❼マタ⓫コレ❸ナドから❸ウける❸❹ビテキ❸❺カンジョウはワ❹❶カクジンの❷❺チシキ、⓫⓫ケイケン、❷❹キョウヨウ❸ナドによつて❸⓫ソウトウに❻コトナり❶イチ❹モつて⓫マンに❷ツウずるものはワなく、よつてこの❸❹ビテキ❷❸ホウメンにはワ⓫アマり❸⓫シンケイを❸ツカはワない❸コトにし、むしろ❻ワガ⓫クニの❻ショ⓫❺ジョウケンに❼カンガみ❸❶ダイイチに⓫❷ジツヨウ❹テキにして❼⓫ケンロウなもの、❸❶ダイニに❶❶イチニチも❶ハヤく❷❷シジョウに❶ダす❸コトを❸❶コンポン❷❻ホウシンにした。⓫コレに❺モトヅいて❹❹カンセイを❸イソぐ❷アイダにもいつしか❷❶ハントシはワ❺スぎ⓫コの❷アイダ❷⓫❶ガイコクジンの❶テを❹カりやうと❷オモはワぬでもなかつたが、❸サイワイに❻❸ワレラの❶テで❺ツクり❶アげる❸コトに❹❹セイコウした。
 ❷イマにして❷オモへエば⓫❹❶コクサンシャたる❹❶イジョウ❶❶❶ニホンジンだけの❶テで❹❹カンセイするのが⓫❹トウゼンだとも❺ヒョウされやうがこれまでにはワ⓫❷ズイブン❸⓫クロウしたものである。
 ❻ワタクシはワ❷マエに❺カタの❸❺❹ビジュツテキ❷❸ホウメンはワ❸ダイ❶❹ニギ❹テキに❷カンガへると❺ノべたが⓫❻モチロン⓫コの❷❸ホウメンを❹❻ムシするものではワなく、むしろ❶❻タイシュウ❸ムキのものを❺❷セイサクする❸コトを❺ツネに❷❼コウリョして❺イるのであつて、❶❼イッパン❸❷セケンの❻❸チョウリュウにも⓫アる❺❸テイドに❹⓫ジュンオウし❼カつ❶❶イチネンなり❶❶ニネンなり⓫コレをリードしたものを❷カンガへエて❷イく❸コトを❷❻ホウシンとしてゐイる。⓫⓫カヨウな❸❸シダイで❸⓫イワユル❶❻❶タイシュウシャとしてはワ❷⓫❶ガイコクシャより❶❷イッポ❸ススんだ❺カタを❹❸センテイしてゐイると❷オモつてゐイる。
 ❹モトより❻ワタクシはワ❹❶イジョウを❹モッて❸❼アンカンたるものではワなく❷ヒキ⓫ツヅき❺カタの❸❸ケンキュウを❷オコナつて❺イるのであるがさて❷❷コンゴ❼❷イカなる❷❸ホウメンに❸ススむ❺ベきか、⓫オモふにこれからはワ❶オオいに❶❶❶ニホンジン⓫❹ドクトクの❷カンガへエを❸❶トリイれ、より❷❸トウヨウ❸ムキな、より❷❼コウショウな❼❸シュミを❸❺ヒョウゲンしたいと❷カンガへエてゐイる。
 それにはワ❻々ワレワレの❷❷コウジョウ❷❸ナイブのみの❸❶イケンではワ❹❼❷フジュウブンであり、⓫ヒロく❹カク❷❸ホウメンの❸❸イコウを❼チョウして❺カタを❸❸ケッテイすべきであると❷オモふ。

■ コンテンツこんてんつ  


乘用車ジョウヨウシャ發表ハッピョウにニ際サイしシてテ
――豐田トヨダ常務ジョウムのノメツセージめつせーじ――
豊田トヨダ喜一郎キイチロウ

       賛否サンピ兩論リョウロンのノ對立タイリツ

 そこでソコデ早速サッソクストリームすとりーむラインらいんのノ研究ケンキュウにニ着手チャクシュしシ、一方イッポウ色々イロイロのノ人々ヒトビトにニ之コレにニ對タイするスル意見イケンをヲ聽キいてイテみたミタ。それソレをヲ分類ブンルイするスルとト次ツギのノ樣ヨウにニなつたナツタ。

一ヒトツ、國粹的コクスイテキ反對ハンタイ論ロン
一ヒトツ、流線リュウセン型ケイ尚早ショウソウ論ロン
一ヒトツ、米國ベイコク型ガタ禁止キンシ論ロン

 大體ダイタイ以上イジョウのノ通トオりリ各人カクジン各樣カクヨウのノ意見イケンがガ出デたタがガ、そのソノ中ナカにニ
 同オナじジ造ツクるルならナラ最モットもモ新アタラしいシイ型カタをヲ設計セッケイせよセヨ。之コレがガ完成カンセイするスル頃コロはワ丁度チョウド日本ニホンのノ傾向ケイコウがガ之コレとト合致ガッチするスル。
 とトいふユウ徹底的テッテイテキ賛成サンセイ論ロンもモあつたアツタ。こんなコンナ風フウにニ賛否サンピ兩論リョウロン相アイ交錯コウサクするスルのでノデ私ワタクシもモ大オオいにイニ迷マヨひヒ、結局ケッキョク思オモひヒ當アタつたツタ事コトはワ實物ジツブツをヲ示シメしてシテ巷チマタのノ批評ヒヒョウをヲ直接チョクセツにニ聞キくクことコトでデあつたアツタ。かくてカクテ私ワタクシ自ミズカらラ彼カのノ流線リュウセン型ケイ車シャなるナル物モノをヲ買カひヒ求モトめメ東京トウキョウ市中シチュウをヲ所トコロ嫌イヤはずハズ乘ノリ廻マワしシ其處ソコラ此處ココラにニ車クルマをヲ停トめてメテ行人イクヒトのノ言ゲンにニ耳ミミをヲ聳ソバダてたテタ。
 素人シロウトのみノミかカ自動車ジドウシャにニ相當ソウトウ經驗ケイケンをヲ有ユウするスル人ヒトのノ八、九ハチキュウ割ワリまでマデがガ流線リュウセン型ケイ採用サイヨウにニ反對ハンタイをヲ唱トナへエたタのでノデあるアル。今イマからカラ思オモへエばバむしろムシロ滑稽コッケイなナ位クライなナ感カンじジがガするスル。
 今度コンドはワ手テをヲ換カへエてテ流線リュウセン型ケイ車シャのノ畫エとト從來ジュウライのノ型カタのノ車クルマのノ畫エをヲ示シメしてシテ「さあサアどちらドチラがガ自動車ジドウシャらしいラシイ?」とト云イふフ質問シツモンにニ對タイしてシテ半數ハンスウ以上イジョウはワ「それソレはワ流線リュウセン型ケイがガ良ヨいイ」とトいふユウ答コタえエをヲ得エたタ之コレにニ依ヨつてツテやヤゝヤ自信ジシンをヲ恢復カイフクしたシタもののモノノ要ヨウするスルにニ如何イカなるナル型カタをヲ選エラぶブ可ベきキかカとト突詰ツキツめてメテ考カンガへエてテみるミルとト前述ゼンジュツのノ如ゴトきキ事情ジジョウでデはワ何イズれレをヲ採トるル可ベきキかカ全々ゼンゼン方針ホウシンがガつかなくツカナクなつてナツテ了シマつたツタ。しかしシカシ自分ジブンとしてトシテはワ何ドうもウモ流線リュウセン型ケイがガ良ヨいイ樣ヨウにニ思オモへエてテならナラないナイ。

 此處ココラにニ於オイてテ研究ケンキュウをヲ一層イッソウ深フカめるメルべくベク車クルマのノ分解ブンカイにニ着手チャクシュしたシタ。
 先マづヅフレームふれーむのノ構造コウゾウをヲ見ミるルとトフレームふれーむ・コンストこんすとラクシヨンらくしよんはワ力學リキガク的テキにニ確タシかカにニ流線リュウセン型ケイのノ方ホウがガ優マサつてツテゐイるル。即スナワちチ新型式シンガタシキをヲ採用サイヨウするスル事コトはワ何等ナンラ流行リュウコウをヲ追オふフものモノにニ非アラずズしてシテ、よりヨリ進歩シンポしたシタフレームふれーむコンストこんすとラクシヨンらくしよんをヲ使用シヨウするスル事コトでデあるアル。
 私ワタクシはワ美術的ビジュツテキ方面ホウメンのノ考慮コウリョはワ暫シバラくク除外ジョガイしてシテ、純ジュン科學カガク的テキなナ公平コウヘイなナ立場タチバにニ於オイてテ將來ショウライのノ自動車ジドウシャのノモデルもでるはワ流線リュウセン型ケイをヲ採用サイヨウせねばセネバならぬナラヌとト獨ヒトりリ決心ケッシンしたシタ。しかしシカシ餘アマりリ突飛トッピなナものモノをヲ造ツクるル事コトはワ出來デキないナイともトモ考カンガへエられるラレルのでノデ最後サイゴのノ斷案ダンアンをヲ下クダすス前マエにニ一應イチオウ母親ハハオヤにニ相談ソウダンするスルとト
「何イズれレでもデモ好スきキなナ方ホウをヲ選エラぶブがガよいヨイ。しかしシカシ新アタラしいシイ物モノをヲ賣出ウリダすス時トキはワ何ナニかカ特徴トクチョウのノあるアル物モノをヲ選エラんだンダ方ホウがガ賣ウりリ易ヤスいイものモノだダ」とト言イはれたハレタ。このコノ一言ヒトコトでデ私ワタクシはワ斷然ダンゼン流線リュウセン型ケイをヲ選エラぶブ事コトにニ決意ケツイしたシタ。
 このコノ型カタはワ前記ゼンキ特色トクショクのノ他ホカにニ空氣クウキ抵抗テイコウのノ少スクナいイ事コト、塵埃ジンアイをヲ後方コウホウにニ捲マキ起オコすス程度テイドがガ少スクナいイ事コト等ナドのノ長所チョウショがガ續々ゾクゾクとト擧アげゲられるラレル。又マタ一方イッポウにニ於オイてテはワ之コレにニ對タイするスル非難ヒナンもモ全然ゼンゼン無ナいイ譯ワケでデはワないナイ。然シカしシ要ヨウするスルにニ之コレ等ナドのノ非難ヒナンはワ新型シンガタへエ移行イコウしやうシヤウとトするスル際サイにニはワ如何イカなるナル場合バアイでもデモ多少タショウはワ免マヌカれレないナイ所トコロでデあるアル。私ワタクシのノ工場コウジョウでデはワどしどしドシドシ設計セッケイとト製作セイサクをヲ進捗シンチョクさせたサセタ。
 そのソノ内ウチにニ「流線リュウセン型ケイ」とトいふユウ言葉コトバはワ非常ヒジョウなナ勢イキオイでデ流行リュウコウ語ゴ化カしシ、何ナンでもデモ走ハシるル物モノはワ流線リュウセン型ケイでデなくてナクテはワならぬナラヌ樣ヨウにニなりナリ、又マタそのソノ方ホウがガ速ハヤくク走ハシるル樣ヨウなナ感カンじジをヲ一般イッパンにニ懷イダかせるカセル樣ヨウにニなつたナツタ。從シタガつてツテ自動車ジドウシャにニ就ツてもテモ流線リュウセン型ケイはワ最早モハヤ常識ジョウシキのノ世界セカイのノ物モノとトなつてナツテ來キたタ。
 さてサテ斯樣カヨウにニしてシテ流線リュウセン型ケイ時代ジダイをヲ迎ムカへエたタものモノゝノ、凡オヨそソ同オナじジ流線リュウセン型ケイにニしてもシテモ色々イロイロのノヴアラエテイゔあらえていがガあるアルものモノでデありアリ、又マタ之コレ等ナドからカラ受ウけるケル美的ビテキ感情カンジョウはワ各人カクジンのノ知識チシキ、經驗ケイケン、教養キョウヨウ等ナドにニよつてヨツテ相當ソウトウにニ異コトナりリ一イチ以モつてツテ萬マンにニ通ツウずるズルものモノはワなくナク、よつてヨツテこのコノ美的ビテキ方面ホウメンにニはワ餘アマりリ神經シンケイをヲ使ツカはワないナイ事コトにしニシ、むしろムシロ我ワガ國クニのノ諸ショ條件ジョウケンにニ鑑カンガみミ第一ダイイチにニ實用ジツヨウ的テキにニしてシテ堅牢ケンロウなナものモノ、第二ダイニにニ一日イチニチもモ早ハヤくク市場シジョウにニ出ダすス事コトをヲ根本コンポン方針ホウシンにニしたシタ。之コレにニ基モトヅいてイテ完成カンセイをヲ急イソぐグ間アイダにもニモいつしかイツシカ半年ハントシはワ過スぎギ此コのノ間アイダ外國人ガイコクジンのノ手テをヲ借カりやうリヤウとト思オモはワぬヌでもデモなかつたナカツタがガ、幸サイワイにニ我等ワレラのノ手テでデ造ツクりリ上アげゲるル事コトにニ成功セイコウしたシタ。
 今イマにニしてシテ思オモへエばバ國産車コクサンシャたるタル以上イジョウ日本人ニホンジンだけダケのノ手テでデ完成カンセイするスルのノがガ當然トウゼンだダともトモ評ヒョウされサレやうヤウがガこれコレまでマデにニはワ隨分ズイブン苦勞クロウしたシタものモノでデあるアル。
 私ワタクシはワ前マエにニ型カタのノ美術的ビジュツテキ方面ホウメンはワ第ダイ二議ニギ的テキにニ考カンガへるヘルとト述ノべたベタがガ勿論モチロン此コのノ方面ホウメンをヲ無視ムシするスルものモノでデはワなくナク、むしろムシロ大衆タイシュウ向ムキのノものモノをヲ製作セイサクするスル事コトをヲ常ツネにニ考慮コウリョしてシテ居イるルのでノデあつてアツテ、一般イッパン世間セケンのノ潮流チョウリュウにもニモ或アるル程度テイドにニ順應ジュンオウしシ且カつツ一年イチネンなりナリ二年ニネンなりナリ之コレをヲリードりーどしたシタものモノをヲ考カンガへエてテ行イくク事コトをヲ方針ホウシンとしてトシテゐイるル。斯樣カヨウなナ次第シダイでデ所謂イワユル大衆車タイシュウシャとしてトシテはワ外國車ガイコクシャよりヨリ一歩イッポ進ススんだンダ型カタをヲ選定センテイしてシテゐイるルとト思オモつてツテゐイるル。
 固モトよりヨリ私ワタクシはワ以上イジョウをヲ以モッてテ安閑アンカンたるタルものモノでデはワなくナク引ヒキ續ツヅきキ型カタのノ研究ケンキュウをヲ行オコナつてツテ居イるルのでノデあるアルがガさてサテ今後コンゴ如何イカなるナル方面ホウメンにニ進ススむム可ベきキかカ、惟オモふにフニこれからコレカラはワ大オオいにイニ日本人ニホンジン獨特ドクトクのノ考カンガへエをヲ取入トリイれレ、よりヨリ東洋トウヨウ向ムキなナ、よりヨリ高尚コウショウなナ趣味シュミをヲ表現ヒョウゲンしたいシタイとト考カンガへエてテゐイるル。
 それソレにニはワ我々ワレワレのノ工場コウジョウ内部ナイブのみノミのノ意見イケンでデはワ不充分フジュウブンでデありアリ、廣ヒロくク各カク方面ホウメンのノ意向イコウをヲ徴チョウしシてテ型カタをヲ決定ケッテイすべきスベキでデあるアルとト思オモふフ。

■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.53533(旧字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/001362/card53533.html https://www.aozora.gr.jp/cards/001362/files/53533_56476.html
★★★ 各小説投稿サイトへのリンク集(各投稿サイトでも公開しています) ★★★
Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
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