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ダイ29ワ ハタモト イテン ゴ ノ シマツ・カツ カイシュウ


■ 学習ガクシュウコンテンツ  


作品サクヒン名メイ:旗本ハタモト移転イテン後ゴの始末シマツ
著者チョシャ名メイ:勝カツ海舟カイシュウ

 ❼❷イシンの❺サイ、❺キュウ❹❶ハタモトの❶々ヒトビトを❹❹シズオカに❺ウツしたのはワ❼オヨそ❶❷ハチマン❶ニンもあつたが、❺❹セイフではワ❶❶トオカの❷アイダに❺ウツしてしまへエと❸❶チュウモンしたけれども、それはワ❼❹トウテイ❶❷デキないから❶❶❶ハツカの❼❸ユウヨを❹ネガつて❷❷キセン❶⓫ニソウで❹モッて❸❼ウンパンした。❼シカしその❻❻コンナンはワ❺❺ヒジョウなもので、❶❷イチマン❶❶ニセン❷コより❷ホカにない❹❹シズオカへエ、❶❷イットキに❶❷ハチマン❶ニンも❶ハイり❼コむのだから、おれはワ❷❷ジブンで❸❷ノウカの❷アイダを❼❷ホンソウして、とにかく❶ヒトまづ❼ミナの❸モノに❼シリを❼スえさせた。
 この❷トキ、❼❼ヌマヅの❶❷サンカンで❷❷カサクも❼❷ズイブン❶オオきい❺❷キュウカがあつたがそこへエ❶❶ゴジュウ❶ニンばかり❸ヤドらせて、おれも❹トモに❶❼イッパクした、その❷イエの❸❶シュジンはワ、❷イマ❶❻チョット❶ナを❻ワスれたが、❶❶ナナジュウあまりの❹❶ロウジンで、おれに❼❼アイサツしていふにはワ、❼❸セッシャの❷イエはワ❷❷トウチでの❺❷キュウカだが、❻❶キジンを❸ヤドさせたのはワこれで❶❸❶ニドメだといふウから、❶❸ニドとはワ❷❷イツ々々イツと❸トふたら、❸ムカし❶❷ホンダ❹❼❸サドノカミ❸サマを❼トめたのと、❷❷コンヤ❸カツ❸❼❸アワノカミ❸サマを❼トめるのだといふユウ。❶❷ホンダ❹❼❸サドノカミを❼トめたことについてはワ、❷ナニか❷❹キロクでもあるかと❼タズねたら、❷❹キロクはワないけれども、❶❼コウヒに❹ツタはワつて❺イるといふユウ。❹シカらば、その⓫❷シサイを❷キかせよといつたら、❹❶ロウジンが❷ハナすにはワ、それはワ❷❻タイコウ❸サマ❶❶❷オダワラ❼❼セイバツの❶❶イチネン❷マエで、❷❶ミョウネンここへエ❶❷ジュウマンの❹ヘイが❷クるから、❸アラカジめ❼❷リョウマイや❷⓫マグサを❷❸ヨウイする❼タメに❶❼ヤクニンではワ❸コトの❸ハコばぬを❼オソれてか、❶❷ホンダ❸サマはワ❷❷ジブンでここえ❼❶オイデになつたのだといふユウ。❹シカらば❷❶ミョウネンになつて❼❷リョウマイ❷⓫マグサはワ❼❷イカにしたかと❸トイふたら、❷コタへるにはワ❶❷ジュウマンの❹ヘイが❷キた❼タメに❷コメはワ❼カエつて❸ヤスくなつた。これはワ❸❶キョネンから❼ミナの❶ヒトが❼❶タクサン❺タクワへエて❹オいたからだ。❼カつ❼マタ❶❸ウエサマ(❷❹イエヤス)の❼❸❷オシアワセにはワ、❼❼ヌマヅの❷❸カイガンはワ❺ツネに❼ナミが❼アラくつて、❼❷リョウマイなどを❶❷オオブネから❹❼リクアげすることはワむづかしいのに、この❷❷トウジにはワ❸❸チョウド❶❶テンキがよくつて❼ナミも❼オダやかであつた❼タメに、❸❷タコクからも❼❷リョウマイを❺❺ヨウイに❺❶ユニュウすることが❶❷デキたからだ。それからといふユウものはワ、⓫コノ❷❷チホウではワ❷❸シケの❸❼ヘイオンなのを、「❶❸ウエサマ❶❸ビヨリ」と❼ショウすると❷コタえた。❷❶コジンの❸イを❷モチゐイたのはワ❸ムカシはワこの❷トオりだ。さて、❼カの❶❷ハチマン❶ニンを❹❹シズオカへエ❺ウツしてから、❶❶❶サンヨッカ❺タつと❼⓫❼タクアンヅケはワなくなり、❶❶❶シゴニチ❺タつと⓫❷チリガミが❹ナくなりおれも❸ジツに⓫⓫ロウバイしたよ。

■ コンテンツこんてんつ  


作品サクヒン名メイ:旗本ハタモト移転イテン後ゴのノ始末シマツ
著者チョシャ名メイ:勝カツ海舟カイシュウ

 維新イシンのノ際サイ、旧キュウ旗本ハタモトのノ人々ヒトビトをヲ静岡シズオカにニ移ウツしたシタのノはワ凡オヨそソ八万ハチマン人ニンもモあつたアツタがガ、政府セイフでデはワ十日トオカのノ間アイダにニ移ウツしてシテしまシマへエとト注文チュウモンしたシタけれどもケレドモ、それソレはワ到底トウテイ出来デキないナイからカラ二十日ハツカのノ猶予ユウヨをヲ願ネガつてツテ汽船キセン二艘ニソウでデ以モッてテ運搬ウンパンしたシタ。併シカしシそのソノ困難コンナンはワ非常ヒジョウなナものモノでデ、一万イチマン二千ニセン戸コよりヨリ外ホカにニないナイ静岡シズオカへエ、一時イットキにニ八万ハチマン人ニンもモ入ハイりリ込コむのだからムノダカラ、おれオレはワ自分ジブンでデ農家ノウカのノ間アイダをヲ奔走ホンソウしてシテ、とにかくトニカク一ヒトまづマヅ皆ミナのノ者モノにニ尻シリをヲ据スえエさせたサセタ。
 このコノ時トキ、沼津ヌマヅのノ山間サンカンでデ家作カサクもモ随分ズイブン大オオきいキイ旧家キュウカがガあつたアツタがガそこソコへエ五十ゴジュウ人ニンばかりバカリ宿ヤドらラせてセテ、おれオレもモ共トモにニ一泊イッパクしたシタ、そのソノ家イエのノ主人シュジンはワ、今イマ一寸チョット名ナをヲ忘ワスれたレタがガ、七十ナナジュウあまりアマリのノ老人ロウジンでデ、おれオレにニ挨拶アイサツしてシテいふイフにニはワ、拙者セッシャのノ家イエはワ当地トウチでのデノ旧家キュウカだがダガ、貴人キジンをヲ宿ヤドさせたサセタのノはワこれコレでデ二度目ニドメだとダトいイふウからカラ、二度ニドとトはワ何時イツ々々イツとト問トふフたらタラ、昔ムカしシ本多ホンダ佐渡守サドノカミ様サマをヲ泊トめたメタのとノト、今夜コンヤ勝カツ安房守アワノカミ様サマをヲ泊トめるメルのだノダとトいふユウ。本多ホンダ佐渡守サドノカミをヲ泊トめたメタことコトにニついてツイテはワ、何ナニかカ記録キロクでもデモあるかアルカとト尋タズねネたらタラ、記録キロクはワないナイけれどもケレドモ、口碑コウヒにニ伝ツタはワつてツテ居イるルとトいふユウ。然シカらばラバ、そのソノ仔細シサイをヲ聞キかせよカセヨとトいつたイツタらラ、老人ロウジンがガ話ハナすスにニはワ、それソレはワ太閣タイコウ様サマ小田原オダワラ征伐セイバツのノ一年イチネン前マエでデ、明年ミョウネンここココへエ十万ジュウマンのノ兵ヘイがガ来クるルからカラ、予アラカジめメ糧米リョウマイやヤ馬秣マグサをヲ用意ヨウイするスル為タメにニ小吏ヤクニンでデはワ事コトのノ運ハコばぬバヌをヲ恐オソれてレテかカ、本多ホンダ様サマはワ自分ジブンでデここココえエ御出オイデにニなつたナツタのだノダとトいふユウ。然シカらラばバ明年ミョウネンにニなつてナツテ糧米リョウマイ馬秣マグサはワ如何イカにニしたかシタカとト問トイふフたらタラ、答コタへるヘルにニはワ十万ジュウマンのノ兵ヘイがガ来キたタ為タメにニ米コメはワ却カエつてツテ安ヤスくクなつたナツタ。これコレはワ去年キョネンからカラ皆ミナのノ人ヒトがガ沢山タクサン貯タクワへエてテ置オいたイタからだカラダ。且カつツ又マタ上様ウエサマ(家康イエヤス)のノ御仕合オシアワセにニはワ、沼津ヌマヅのノ海岸カイガンはワ常ツネにニ浪ナミがガ荒アラくつてクツテ、糧米リョウマイなどナドをヲ大船オオブネからカラ陸揚リクアげゲするスルことコトはワむづかしいムヅカシイのにノニ、このコノ当時トウジにニはワ丁度チョウド天気テンキがガよくつてヨクツテ浪ナミもモ穏オダやかヤカでデあつたアツタ為タメにニ、他国タコクからカラもモ糧米リョウマイをヲ容易ヨウイにニ輸入ユニュウするスルことコトがガ出来デキたタからカラだダ。それからソレカラとトいふユウものモノはワ、此コノ地方チホウでデはワ風波シケのノ平穏ヘイオンなのナノをヲ、「上様ウエサマ日和ビヨリ」とト称ショウするスルとト答コタえたエタ。古人コジンのノ意イをヲ用モチゐイたタのノはワ昔ムカシはワこのコノ通トオりリだダ。さてサテ、彼カのノ八万ハチマン人ニンをヲ静岡シズオカへエ移ウツしてシテからカラ、三四日サンヨッカ経タつとツト沢庵漬タクアンヅケはワなくなりナクナリ、四五日シゴニチ経タつとツト塵紙チリガミがガ無ナくなりクナリおれオレもモ実ジツにニ狼狽ロウバイしたよシタヨ。

■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.2405(新字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/000354/card2405.html https://www.aozora.gr.jp/cards/000354/files/2405_21758.html
★★★ 各小説投稿サイトへのリンク集(各投稿サイトでも公開しています) ★★★
Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
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