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ダイ40ワ キョウトジン ノ ヨ ゲシキ・ムラヤマ カイタ


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作品サクヒンメイ京都人キョウトジン景色ゲシキ
著者チョシャメイ村山ムラヤマ槐多カイタ

ま、⓫❼キレイやおへんかどうえ
このたそがれのアカるさやクラさや
どうどつしやろムラサキソラのいろ
❶❶クウチュウオンナがからまる
ま、とみやすなよろしゆおすえな
ニシゾラがうつすらとウスアカ⓫❼ハリみたいに
どうどつしやろえええなあ

ほんまに⓫❼キレえな、きらきらしてまぶしい
アカリがとぼる、アークトウ❷❶デンキ❺❹チョウチン
ホイツスラーのウッスかりに
あてつて❶❺シジョウ❶❸オオハシ
じつとキタつめながら

ニジヨウ❶❷ゴシキカスんでるえ❷❶キタヤマ
❺❷ガワラミズ❼❶ギョウサンさ、あの❼❶ギョウサンミズわいな
アオうてツメたいやろえなあれ❶❼❶ポントチョウアカリ
きらきらとつとおすわ
❶❸❷シャミセン❶❻チョットもきこえんのどうしたのやろ
❹⓫ゲイシャはんがちらちらとえるのに

ま、もうヨルどすかハヤいえな
ソラムラサキでおホシさんがきらきらと
たんとの❶❶ヒトデやな、ウツクしいヒトばかり
まるでカオとの❹❷センジョウ
あ、びつくりした❷❶デンシャハシ
あ、こかつた

ええカゼコト❷❷コンヤ
⓫❼キレイやけどめたいバンやわ
あて❶❺シジョウ❶❸オオハシつて
ハナヨウカガヤ❻❼ジンタンイロ❷❶デンキ
うるしぬりの❷❶ヨゾラ

なんで、ぽかんとつてるのやろ
あてもりまへんに。

コンテンツこんてんつ 


作品サクヒンメイ京都人キョウトジン景色ゲシキ
著者チョシャメイ村山ムラヤマ槐多カイタ

綺麗キレイおへんかオヘンカどうえドウエ
このコノたそがれタソガレアカるさルサクラ
どうどつしドウドツシやろヤロムラサキソラいろイロ
空中クウチュウオンナからまるカラマル
とみトミやすなヤスナよろしゆヨロシユおすえオスエ
西ニシゾラうつすらウツスラウスアカ玻璃ハリみたいミタイ
どうどつしドウドツシやろえヤロエええエエなあナア

ほんまホンマ綺麗キレえなエナきらきらキラキラしてシテまぶしいマブシイ
アカリとぼるトボルアークあーくトウ電気デンキ提灯チョウチン
ホイツスラーほいつすらーウッスかりカリ
あてアテつてツテ四条シジョウ大橋オオハシ
じつとジツトキタつめツメながらナガラ

ニジヨウ五色ゴシキカスんでるンデル北山キタヤマ
河原ガワラミズ仰山ギョウサンあのアノ仰山ギョウサンミズわいワイ
アオうてウテツメたいタイやろえヤロエあれアレ先斗町ポントチョウアカリ
きらきらキラキラつとおすわツトオスワ
三味線シャミセン一寸チョットきこえんキコエンどうドウしたシタやろヤロ
芸妓ゲイシャはんハンちらちらチラチラえるエルのにノニ

もうモウヨルどすドスハヤえなエナ
ソラムラサキホシさんサンきらきらキラキラ
たんとタント人出ヒトデやなヤナウツクしいシイヒトばかりバカリ
まるでマルデカオとのトノ戦場センジョウ
びつくりビツクリしたシタ電車デンシャハシ
かつたカツタ

ええエエカゼコト今夜コンヤ
綺麗キレイやけどヤケドめたいメタイバンやわヤワ
あてアテ四条シジョウ大橋オオハシつてツテ
ハナヨウカガヤ仁丹ジンタンイロ電気デンキ
うるしウルシぬりヌリ夜空ヨゾラ

なんでナンデぽかんとポカントつてツテやろヤロ
あてアテまへんマヘン

■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.46407(新字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/000014/card46407.html https://www.aozora.gr.jp/cards/000014/files/46407_26309.html
★★★ 各小説投稿サイトへのリンク集(各投稿サイトでも公開しています) ★★★
Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
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