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ダイ43ワ モクレン・テラダ トラヒコ


学習ガクシュウコンテンツ 


作品サクヒンメイ木蓮モクレン
著者チョシャメイ寺田テラダ寅彦トラヒコ

 ❶❶⓫ハクモクレンハナいてしまつてからる。その❻❸ワカバはじめにジツアザヤかにアカるい❹❸アサミドリイロをしてて、それが❷❼ガッショウしたやうなカタチ❶❶チュウテンムカつてびてく。❸❸チョウドミドリホノオをあげてゆる蝋⓫ロウソクトモしつらねたやうにもえる。
 ❼❶⓫シモクレン❻❸ワカバニギヤかなイルミネーションのナカから❻❶ハデハナかせる。クラ『ヤヤ』ツメたいムラサキ『ツボミ』ヤブヒラいて、ナカからほんのりアタタかい❼❼ウスムラサキ陽炎『カゲロウ』る。さうしてハナオワるまでにもうオオきな❶❼イッパイ❻❸ミッシュウしてしま
 サクラでも❻❹ソメイ❼❷ヨシノのやうにハナいてしまつてからるやうな❹❹シュルイ❸❶カイカ『サキガケ』をして、⓫❼ボタンザクラのやうな❶❼イッショハナをもつやうなのが、スコしおくれてくところをると、これにナニ❹❷キョウツウ❸❸ショクブツ❶❷❹セイリテキ❷❸リユウがあるらしい。
 ❶❷ニンゲンでもなんだか、これにフタ❹❹シュルイがあるやうながするが、ナニが「ハナ」でナニが「」だかが❷❷ジブンまだはつきりワカらない。

コンテンツこんてんつ 


作品サクヒンメイ木蓮モクレン
著者チョシャメイ寺田テラダ寅彦トラヒコ

 白木蓮ハクモクレンハナいてイテしまつてシマツテからカラそのソノ若葉ワカバはじめハジメジツアザヤアカるいルイ浅緑アサミドリイロしてシテそれソレ合掌ガッショウしたシタやうヤウカタチ中天チュウテンムカつてツテびてビテ丁度チョウドミドリホノオあげてアゲテゆるユル蝋燭ロウソクトモつらねたツラネタやうヤウにもニモえるエル
 紫木蓮シモクレン若葉ワカバニギヤイルミネーションいるみねーしょんナカからカラ派手ハデハナかせるカセルクラヤヤツメたいタイムラサキツボミヤブヒラいてイテナカからカラほんのりホンノリアタタかいカイ薄紫ウスムラサキ陽炎カゲロウさうしてサウシテハナオワまでマデもうモウオオきなキナ一杯イッパイ密集ミッシュウしてシテしまシマ
 サクラでもデモ染井ソメイ吉野ヨシノやうにヤウニハナいてイテしまつてシマツテからカラやうなヤウナ種類シュルイ開花カイカサキガケしてシテ牡丹ボタンザクラやうなヤウナ一緒イッショハナもつモツやうヤウなのがナノガスコおくれてオクレテところトコロこれコレナニ共通キョウツウ植物ショクブツ生理的セイリテキ理由リユウあるアルらしいラシイ
 人間ニンゲンでもデモなんだかナンダカこれコレフタ種類シュルイあるアルやうなヤウナするがスルガナニハナナニだかダカ自分ジブンまだマダはつきりハツキリワカないナイ

■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.1696(新字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card1696.html https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/1696_10187.html
★★★ 各小説投稿サイトへのリンク集(各投稿サイトでも公開しています) ★★★
Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
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