Ago and New
ルビ付きテキスト

ダイ48ワ ガク キ・アイヅ ヤイチ


学習ガクシュウコンテンツ 


作品サクヒンメイガク
著者チョシャメイ会津アイヅ八一ヤイチ

 フル❶❷ニッキ❶❷テガミなどを、みんないてしまったので、こまかに❷❶ジジツをいないが、まだワカチュウガク❷❺キョウシであったワタクシが、❷❼ウシゴメ❶❷❼シモトヅカマチ❺❶シロウト❶❸ゲシュクから、❶❶❶コイシカワ⓫❶トヨカワマチ❷❼ヒッコして、そのトキ❼❷エチゴからたばかりのサンニン❷❶ショセイハジめてショタイったの、たしか❶❶タイショウのはじめであった。そのトキ❷❶ショセイたちがツクエナラべたハチジョウトコカベに、ワタクシがそのヒトたちのためにツクったヨンジョウガクいふユウものを❷❸ジヒツいてらせた。けれどもジュケン❸❷ベンキョウ❺❶ムチュウになって❷❶ショセイたちダレ❶❶ヒトリとしてそんな❶❺モンクをくれるものもなく、どれほど❼❼キュウクツモチで、これをうとましくオモったものもなかった。けっきよくこの⓫❺ガクキワタクシ❷❸ジシンのためにワタクシツクって、いて、そして❷❷ジブンイマしめるだけのものになってしまった。それから❶❶ヨンジュウネンにもチカく、イマ❹❺ロウキョウにはいっても、いつもシタしくなつかしい⓫❸キモチでこのヨンジョウオモされる。
 ワタクシもとから❷❸リソウとか、❸❺シュギとか、❼❸ホウフとかいふユウやうなものがあるのか、ないのか、❷❷ジブンにもはっきりしないが、とにかくそんなことをオオッぴらにクチしていてるのをかない。そのせいか、ワタクシガクムカシからあるものとだいぶヨウがちがふやうだ。これくらのところを❶❸メヤスにしてかかるなら、ナガ❶❶イッショウスエまでに、いくらか⓫❷ジッコウるのであるまいか。

    シュンソウドウガク
 ヒトツ ふかくこのセイアイすべし
 ヒトツ かへりみてオノレるべし
 ヒトツ ガクゲイモッセイヤシナふべし
 ヒトツ ❶々ヒビ❷❸❶シンメンモクあるべし

                ❹❶イジョウ

コンテンツこんてんつ 


作品サクヒンメイガク
著者チョシャメイ会津アイヅ八一ヤイチ

 フル日記ニッキ手紙テガミなどナドみんなミンナいてイテしまったシマッタのでノデこまかコマカ時日ジジツないナイまだマダワカチュウガク教師キョウシあったアッタワタクシ牛込ウシゴメ下戸塚シモトヅカマチ素人シロウト下宿ゲシュクからカラ小石川コイシカワ豐川トヨカワマチ引越ヒッコしてシテそのソノトキ越後エチゴからカラばかりバカリサンニン書生ショセイハジめてメテショタイったのッタノたしかタシカ大正タイショウはじめハジメあったアッタそのソノトキ書生ショセイたちタチツクエナラべたベタハチジョウトコカベワタクシそのソノヒトたちタチためタメツクったッタヨンジョウガクいふユウものモノ自筆ジヒツいてイテらせラセけれどもケレドモジュケン勉強ベンキョウ夢中ムチュウなってナッテ書生ショセイたちタチダレ一人ヒトリとしてトシテそんなソンナ文句モンクくれるクレルものモノなくナクどれほどドレホド窮屈キュウクツモチこれコレうとましくウトマシクオモったッタものモノなかったナカッタけっきよくケッキヨクこのコノ學規ガクキワタクシ自身ジシンためタメワタクシツクってッテそしてソシテ自分ジブンイマしめるシメルだけダケものにモノニなってナッテしまったシマッタそれからソレカラ四十ヨンジュウネンにもニモチカイマ老境ロウキョウはいってハイッテいつもイツモシタしくシクなつかしいナツカシイ氣持キモチこのコノヨンジョウオモれるレル
 ワタクシもとモトからカラ理想リソウとかトカ主義シュギとかトカ抱負ホウフとかトカいふユウやうヤウものモノあるアルのかノカないナイのかノカ自分ジブンにもニモはっきりハッキリしないシナイとにかくトニカクそんなソンナことコトオオぴらピラクチしてシテてるテルのをノヲないナイそのソノせいセイワタクシガクムカシからカラあるアルものモノだいぶダイブヨウちがふチガフやうヤウこれコレくらクラところトコロ目安メヤスしてシテかかるカカルならナラナガ一生イッショウスエまでマデいくらイクラ實行ジッコウのでノデあるアルまいマイ

    シュンソウドウガク
 ヒトツ ふかくフカクこのコノセイアイべしベシ
 ヒトツ かへりカヘリみてミテオノレべしベシ
 ヒトツ ガクゲイモッセイヤシナべしベシ
 ヒトツ 日々ヒビ新面目シンメンモクあるアルべしベシ

                以上イジョウ

■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.57976(旧字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/001245/card57976.html https://www.aozora.gr.jp/cards/001245/files/57976_61955.html
★★★ 各小説投稿サイトへのリンク集(各投稿サイトでも公開しています) ★★★
Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
© 2020 agoandnew All rights reserved.