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ダイ76ワ コオリヤ ノ ハタ・イシカワ タクボク


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作品サクヒンメイ氷屋コオリヤハタ
著者チョシャメイ石川イシカワ 啄木タクボク

 シタしいヒトカオが、トキとして、凝⓫『ヂツ』『ウチ』『ニ』てもつかぬカオ――カオ❷❶クミタててセンセンとがハナ/\バナレになったヨウな、タダ❼❷ツリアイミニクカタチえてコトがある。それとオナヨウに、❷❷ジブン❹❺シュウイスベての❹❸カンケイが、マタトキとしてナンミャクラクい、タダ浅猿『アサマ』しくイトしいスガタえる。――『カ』うした❼❺ユカイカンじにオソれるゴトに、ワタクシナン❷❸リユウもなきイカり――❷❻ドコってドコロイカリオボえる。
 双❼『モロハダ』いだママ仰❸『アフムケ』❼❸ネコロんでると、アケハナしたカイマドからムカコオリ『フラフ』カワったカワラ❸❸ヤネ❸❶マッシロワタカサねたヨウナツクモとがえた。『フラフ』『ソヨ』カゼもない❼❶エンテンモトんだヨウ低頭『ウナダ』れて『ヒダ』ヒトユラがぬ。アカエンだけが、サワったらうにオモれるマデえてる。
 ワタクシも、アシ❸❶ナゲダしたママウゴかなかった。『アタカ』ソノ❸❸コオリヤハタが、ナニかしら『シ』よう/\シヨウ焦心『アセ』ナガら、ナニもせずに❷❷ジブン❺❺ゲンザイ❺❸セイシンスガタヨウにもオモれた。そしてワタクシイカ❼❷リンシツでバタ/\バタ❺❼ウチワウゴかす『ウチ』モノ❶勢『ケハヒ』にも❺❷タエマなくアオられてた。ムネワキアセ⓫骨『アバラボネ』アイダツタってチョロリ/\チョロリホウちてった。
 ❹図『フト』ヤサしいムシミミった。それ❼❶エンニチモノカゴれられて❸❸コオリヤミセくのである。――ワタクシムカシ❷❷ジブンツクったウタをゆくりなく❸❶タビサキヨウがした。そして、❶❷ショウジキのところ、ウレしかった。幼⓫染『ヲサナナジミ』浪漫的『ロマンチツク』――ヤサしいムシツヅいてキコえた――
 それも暫❷『シバシ』ナツももうナカばをぎるのだとオモと、アセれたハダ❶❸キミワルさ。❶❷イッタイナニ❷❷ジブンコトがあるのだうとオモナガら、ワタクシマタんだヨウ❸❸コオリヤ『フラフ』た。

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作品サクヒンメイ氷屋コオリヤハタ
著者チョシャメイ石川イシカワ 啄木タクボク

 シタヒトカオトキとしてトシテ凝乎ヂツウチてもテモつかぬツカヌカオ――カオ組立クミタててテテセンセンとがトガハナ/\バナレなったナッタヨウタダ釣合ツリアイミニクカタチえてエテコトあるアルそれソレオナヨウ自分ジブン周囲シュウイスベ関係カンケイマタトキとしてトシテナンミャクラクタダ浅猿アサマしくシクイトしいシイ姿スガタえるエル。――うしたウシタ愉快ユカイカンオソれるレルゴトワタクシナン理由リユウなきナキイカ――何処ドコってッテドコロイカリオボえるエル
 双肌モロハダいだイダママ仰向アフムケ寝転ネコロんでンデるとルトアケハナしたシタカイマドからカラムカコオリフラフカワったッタカワラ屋根ヤネ真白マッシロ綿ワタカサねたネタヨウナツクモとがトガえたエタフラフソヨカゼないナイ炎天エンテンモトヨウ低頭ウナダれてレテヒダヒトユラがぬガヌアカエンだけダケサワったらッタラうにウニオモれるレルマデえてエテ
 ワタクシアシ投出ナゲダしたシタママウゴかなかったカナカッタアタカソノ氷屋コオリヤハタナニかしらカシラようヨウ/\シヨウ焦心アセナガナニせずセズ自分ジブン現在ゲンザイ精神セイシン姿スガタヨウにもニモオモれたレタそしてソシテワタクシイカ隣室リンシツバタばた/\バタ団扇ウチワウゴかすカスウチモノ気勢ケハヒにもニモ絶間タエマなくナクアオられてラレテムネワキアセ肋骨アバラボネアイダツタってッテチョロリちょろり/\チョロリホウちてチテったッタ
 不図フトヤサしいシイムシミミったッタそれソレ縁日エンニチモノカゴられてラレテ氷屋コオリヤミセのでノデあるアル。――ワタクシムカシ自分ジブンツクったッタウタゆくりなくユクリナク旅先タビサキヨウしたシタそしてソシテ正直ショウジキところトコロウレしかったシカッタ幼馴染ヲサナナジミ浪漫的ロマンチツク――ヤサしいシイムシツヅいてイテキコえたエタ――
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■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.811(新字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/000153/card811.html https://www.aozora.gr.jp/cards/000153/files/811_20504.html
★★★ 各小説投稿サイトへのリンク集(各投稿サイトでも公開しています) ★★★
Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
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