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ダイ2ワ ショウセツ ノ ドクシャ・アクタガワ リュウノスケ


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作品サクヒンメイ小説ショウセツ読者ドクシャ
著者チョシャメイ芥川アクタガワ龍之介リュウノスケ

 ボク❺❹ケイケンするところによれば、イマ❶❹ショウセツ❷❸ドクシャうもの大抵『タイテイ』その❶❹ショウセツスジんでる。そのぎに、その❶❹ショウセツナカ『カ』かれた❶❷セイカツ憧憬『シヨウケイ』つてる。これに❷々トキドキ❹❷❹フシギ❶❸キモチがしないことない。
 ゲンボクつてヒトなど随❷『ズイブン』❺❻❹ケイザイテキクルしいらしをしてながら、❹❼フゴウ❼❸カゾクばかり❷❼ツウゾク❶❹ショウセツ❹❷アイドクしてる。のみならず、このヒト❶❷セイカツチカ❶❷セイカツいた❶❹ショウセツ❸❹ゼンゼン❺❸キョウミつてない。
 ❸❶ダイサン❸❶ダイニ❸❸ハンタイに、そのぎには❷❸ドクシャ❷❸ジシン❶❷セイカツチカいものばかりモトめてる。
 ボクこれらをカナラずしもワルいこととオモつてない。このミッつの❷❸ココロモ❷❷ドウジボク❷❸ジシン『ウチ』にも❻❺ソンザイしてる。ボクスジ❸❶オモシロ❶❹ショウセツ❹❷アイドクしてる。それからボク❷❸ジシン❶❷セイカツトオ❶❷セイカツいた❶❹ショウセツ❹❷アイドクしないことない。❹❷サイゴに、ボク❷❸ジシン❶❷セイカツチカ❶❹ショウセツ❹❷アイドクしてること⓫❻モチロンである。
 シカし、それらの❶❹ショウセツ❼❺カンショウするトキに、ボク❺❺ヒョウカ❸❸ケッテイするものカナラずしも、それらの❶❸キモチない。ボクが(❷❸ドクシャとして)❸❷セケン❶❹ショウセツ❷❸ドクシャチガつてるとするならば、かうテンにあるとオモつてる。ではナニボク❺❺ヒョウカ❸❸ケッテイするかと感銘『カンメイ』フカさとでもふほかない。それにスジ❸❶オモシロさとか、ボク❷❸ジシン❶❷セイカツトオいこととか、アルイまたボク❷❸ジシン❶❷セイカツチカいこととかふことも⓫❻モチロン❼❷イクブン❼❼エイキョウしてるだらう。シカしそれらの❼❼エイキョウのほかに『マ』ナニかあることをシンじてる。
 このナニかにウゴかされる❷❸ドクシャ❶群『イチグン』が、つまり❷❷ドクショ❸❸カイキュウばれるのである。アルイ❶❹❹ブンゲイテキ❷❺チシキ❸❸カイキュウばれるのである。
 かう❸❸カイキュウ❻外『ゾングワイ』セマい。おそらく❷❸セイヨウよりも❶❻イッソウセマいだらう。ボクイマ、かう❸❸ジジツ❻❸ゼンアクロンじてるのでない。タダ❸❸ジジツとして❶寸『チヨツト』ハナすだけである。

  (❸❸ショウワ❶❶ニネン❶❶サンガツ

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作品サクヒンメイ小説ショウセツ読者ドクシャ
著者チョシャメイ芥川アクタガワ龍之介リュウノスケ

 ボク経験ケイケンするスルところトコロよればヨレバイマ小説ショウセツ読者ドクシャうものウモノ大抵タイテイそのソノ小説ショウセツスジんでンデそのソノぎにギニそのソノ小説ショウセツナカかれたカレタ生活セイカツ憧憬シヨウケイつてツテこれにコレニ時々トキドキ不思議フシギ気持キモチがしないことガシナイコトないナイ
 ゲンボクつてツテヒトなどナド随分ズイブン経済的ケイザイテキクルしいシイらしをしてラシヲシテながらナガラ富豪フゴウ華族カゾクばかりバカリ通俗ツウゾク小説ショウセツ愛読アイドクしてシテのみノミならずナラズこのコノヒト生活セイカツチカ生活セイカツいたイタ小説ショウセツ全然ゼンゼン興味キョウミつてツテないナイ
 第三ダイサン第二ダイニ反対ハンタイそのソノぎにはギニハ読者ドクシャ自身ジシン生活セイカツチカものモノばかりバカリモトめてメテ
 ボクこれらコレラカナラずしもズシモワルいこととイコトトオモつてツテないナイこのコノミッつのツノ心持ココロモ同時ドウジボク自身ジシンウチにもニモ存在ソンザイしてシテボクスジ面白オモシロ小説ショウセツ愛読アイドクしてシテそれからソレカラボク自身ジシン生活セイカツトオ生活セイカツいたイタ小説ショウセツ愛読アイドクしないシナイことコトないナイ最後サイゴボク自身ジシン生活セイカツチカ小説ショウセツ愛読アイドクしてシテることルコト勿論モチロンであるデアル
 シカそれらソレラ小説ショウセツ鑑賞カンショウするスルトキボク評価ヒョウカ決定ケッテイするものスルモノカナラずしもズシモそれらソレラ気持キモチないナイボク読者ドクシャとしてトシテ世間セケン小説ショウセツ読者ドクシャチガつてツテするスルならばナラバかうカウテンあるアルオモつてツテではデハナニボク評価ヒョウカ決定ケッテイするスルかとカト感銘カンメイフカとでもトデモほかホカないナイそれにソレニスジ面白オモシロとかトカボク自身ジシン生活セイカツトオことコトとかトカアルイまたマタボク自身ジシン生活セイカツチカことコトとかトカことコト勿論モチロン幾分イクブン影響エイキョウしてシテだらうダラウシカそれらソレラ影響エイキョウほかホカナニあることアルコトシンじてジテ
 このコノナニウゴされるサレル読者ドクシャ一群イチグンつまりツマリ読書ドクショ階級カイキュウばれるバレルであるデアルアルイ文芸的ブンゲイテキ知識チシキ階級カイキュウばれるバレルのでノデあるアル
 かうカウ階級カイキュウ存外ゾングワイセマおそらくオソラク西洋セイヨウよりヨリ一層イッソウセマだらうダラウボクイマかうカウ事実ジジツ善悪ゼンアクロンじてジテないナイタダ事実ジジツとしてトシテ一寸チヨツトハナだけダケであるデアル

  (昭和ショウワ二年ニネン三月サンガツ

■ 原書情報(青空文庫) 図書カード:No.3794(新字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card3794.html https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/3794_27310.html
★★★ 各小説投稿サイトへのリンク集(各投稿サイトでも公開しています) ★★★
Q:青空文庫って、何ですか?
A:1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
Q: What is Aozora Bunko?
A: The volunteer activities, which began in 1997, the free e-book that can be accessed by anyone in, we are going to gather on the Internet like a library as a thing that can be shared. Currently, we are proceeding with digitization work with the help of volunteers, focusing on works whose copyright protection period has expired in Japan. Aozora Bunko is a place for such digitization activities and for archiving the deliverables, and the collection and use cases of books copied from it are also sometimes called “Aozora Bunko”.
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